海馬の役割について

海馬、というものをご存じでしょうか。海馬は脳内にある器官で、記憶に深く関係していると言われています。人間の記憶は二つの器官に分けられていると言われています。大脳皮質、海馬の二つです。

 

新しい記憶は、最初に海馬に記憶されます。日常的な出来事、記憶など簡単なものは一度、海馬に収納されるのです。海馬内で記憶は整頓され、そこから次第に大脳皮質に移動するか、そのまま忘れてしまうかが決められてしまうのです。その為、海馬の中にあるうちにしっかりと記憶を定着させ、大脳皮質に送りこむ事が大切だと言われています。海馬に記憶が定着する時間は1時間から1か月程度だと言われています。一か月前の記憶ならやんわりとでも思い出せるけれども2か月ともなるとしっかりと思いださないといけないという人は多いですよね。それは海馬に保存されているか、いないかの違いなのです。

 

また、海馬に一度置かれた記憶でも9時間程度でほとんどの記憶は消えてしまうと言われています。その為、1時間、最低でも9時間以内にしっかりと覚えたい記憶を定着させる事が、記憶力を上げる為にとても大切な物なのです。長期記憶をするためには海馬が深く関わってます。試験前に詰め込んで覚えたものは、試験時間中にならなんとか思い出せることもありますが、すぐに忘れてしまいますよね。これは記憶が海馬内で止まってしまい、整理され、結局大脳皮質に定着しないままで終わってしまった物なのです。


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